※このページは、2007年2月に書いたものです。
当時(2006年〜2007年くらい)の正直な気持ちが書いてあるので、内容が重めです。(伝わりやすく…と気をつけて何度も書き直していますが)
最近、初めて、このサイトへ来た方は、とりあえず、こちらのページを見て頂けると、嬉しいです。
「ならぬものはならぬ」にお越し頂きまして、ありがとうございます。
このサイトは、KinKi Kids,KAT-TUN,タッキー&翼,V6,関ジャニ∞,嵐,NEWS,Jr.ファンのみなさまを対象に行った「コンサート・舞台観劇マナーに関するアンケート」の結果を参考にして、ファンが作成したサイトです。
みなさまも、感じていると思いますが、ここ数年、コンサートや舞台にくる観客の「マナー」が悪いなと感じる事が増えました。
だいぶ前の話になってしまいましたが、私が一番最初に行ったコンサートは、会場全体が、「ファン=同じアイドルが好きな仲間」という気持ちが感じられる温かな空間でした。
「マナー」という言葉を意識しなくても、「規制退場」などもしっかり守れていて、感動したこともあります。
だから、数年前まで、こんなにマナーが悪くなるとは思っていませんでした。
こんな状態は、一時的な現象で、しばらくしたら、落ち着くと思っていました。
でも、それは間違いでした。
2006年の年末から、2007年の初めに、コンサートに行ってみて、改めて感じました。
コンサートマナー違反を通り越して、非常識な行動をとる人が確実に増えている…と。
私は、席運があまり良くないので、大体は、「係員さんが目の届かないすごく後ろの席」や「係員さんが明らかにバイトさん?というような席」になる事が多いのですが、3年くらい前までは、席によっては、「マナー違反」が気にならない時もありました。
でも、2005年〜2007年1月までに行ったコンサートでは、自分の周りに、マナー違反の人を見ない時がなくなりました。
色々なアーティストのコンサートに行っている方に比べれば、私が行ったコンサートは、少ないほうかもしれません。
それでも、目立つ為にずっとメンバーの名前を呼んでいる人、MCやバラード曲でも大声で話す人、ソロ曲でわざとトイレに行く人、ずっとネタバレをしている人、携帯電話で撮影している人、ぶつかっても謝らない人、席を移動する人、規制退場を守らない人など、色々と見ました。
そして、マナーが悪い人達は、一部の「若い子」だけではなく、常識を教えるべき年齢の大人たちにも、たくさんいました。
この2、3年は、そういう人達を注意することで、疲れて帰ってくることや、注意や警備をせずに、コンサートを見ているだけの係員さんに落胆することも多くなりました。
帰宅してからも、コンサートの感動より、マナー違反をする人たちに対する言葉を言ってしまう自分が嫌になって、行かなくなったグループのコンサートもあります。
本音を言うと、客席で行われているうちわやボード類の違反行為や席の移動は、誰から見ても分かりやすいのだから、係員さんが退場させてくれれば、こんなに嫌な思いをしなくてもいいのに…と思うことがあります。
(入場時に、明らかに違反している物を没収していない事がおかしい…というご意見もありました)
でも、今までの状況を見ていると、それを言っていても話は前に進みませんよね。
だから、「今、ファンに出来ることは何だろう?」と考えてみました。
アンケートで頂いたご意見や私が見た経験から言うと、「マナー違反」をする人は、大きく分けて、「違反と分かっていてやっている人」と「違反と分からずにやってしまっている人」の2タイプに分かれると思います。
もちろん、「マナー違反と分かっていてやっている人」に、マナーを守るようになってもらうのが一番だと思います。
だけど、本当に残念で悔しいことですが、マナーを守らない人は、こういうサイトを見ないだろうし、見ても守らないのも分かっています。
だから、「このサイトを作ることに意味があるのだろうか?」と、悩みました。
アンケート結果を書くことで、「こんなに悪いことをする人ばかりなら、自分が悪いことをしても目立たない」と思われたらどうしようかと、不安にもなりました。
でも、このままじゃ駄目ですよね?
最低限のマナーを守れないファンばかりだと思われるのは悔しいですよね?
そんな人達と同じ「ファン」として呼ばれるのは、嫌ですよね?
大好きなアーティストが非常識な行動をとる人達のせいで、心を痛めることに、もう耐えられないですよね?
このサイトを作ったのは、アーティストの為でもありますが、自分たちの為でもあります。
アーティストやきちんとルールを守っているファンが、マナー違反をしている人達のせいで傷つくのは、悲しくて悔しいです。
やっとチケットが取れて、楽しみに待っていたコンサートだから、嫌な思いをせずに、コンサートや舞台を楽しめるようになりたいです。
その為には、まず、「悪いことと自覚していない人に気付いてもらうこと」と、
「これから初めてコンサートや舞台を見る方には、マナーを守った応援で、楽しいコンサートになるように協力しましょう…と呼びかけること」を目標にしようと思います。
少し前までは、「こんな当たり前の事まで言わないと分からないのかな?」と思っていましたが、実際に「悪い事と自覚しないでやっている人」もいるので、このサイト内には、当たり前の事も思いつく限り書きました。
きちんと守っている人には、当たり前すぎてバカらしいことだと思います。
だけど、こうして、サイトを作ることで、1人でも気付いて、マナーを守ってくれる人が増えるなら、今はそれでもいいと思うことにしました。
今回、「マナー」と「ルール」の違いを辞書で調べるところからスタートして、今まで行ったコンサートや舞台のチケットの裏面など、マナーやルールの書かれたものを読み返してみました。大変ではありましたが、私自身、とても勉強になりました。
みなさまも、これを機会にして、もう一度、コンサート・舞台観劇マナーというものを確認してみて下さい。よろしくお願いします。
また、初めてコンサート・舞台を見に行かれる方は、サイト内に色々な方のご意見やファンのみなさまの気持ちが書いてあるので、目を通してみて下さい。
最後になりましたが、このサイトを作成するにあたり、まだコンサートに行ったことのない方から、ファンになって20年以上という方まで、色々な方のご意見を参考にさせて頂きました。
何も見返りのないアンケートに参加してくれる方がいるのだろうか?…と悩んで、何回も質問を作り直して、おそるおそる始めたアンケートでしたが、1週間という短い期間に200人近い方に参加して頂きました。
ご協力頂きまして、ありがとうございました。
また、短期間で行ったアンケートだった為、参加出来なかった・知らなかったという方も、このサイトを見つけて来て下さって、ありがとうございました。
わざわざ、見つけて来て下さったお気持ちが嬉しいですし、賛同して頂けるなら、あなたのお気持ちも、このサイト作りに協力して頂いたと思っています。
ファンが見たいのは、アーティストが心を込めて作り上げたコンサート・舞台です。
それをやり遂げた時のアーティストの笑顔です。
みんながあたたかい笑顔で、コンサート・舞台から帰れる日が増えるように…心から願っています。
[お願い]
マナーや心得には、みなさまのご意見を参考にさせて頂いて、個人的な意見も含まれていますので、ご了承下さい。
最新情報・詳しいことは、必ず、公式サイトで確認して下さい。
[「アーティスト」「アイドル」という書き方について]
個人的に「タレント」という言葉があまり好きではないので、サイト内では、「アーティスト」という言葉を使っていますが、決して「アイドル」という言葉を軽視しているわけではありません。
むしろ、本当に尊敬している人にしか「アイドル」という言葉を使いたくないくらい、すごい言葉だと思っています。
でも、文章にして、何回も「アイドル」と書くと、「アイドル」の凄さを分かっていない人が見てしまった時に、誤解を招きそうだったので、今回は、「アーティスト」という言葉で統一させて頂きました。
[サイト名について]
サイト名は、白虎隊のPR番組を見ていた時に気になって、「いい言葉だな」と思い、
サイト名にさせていただきました。
その為、サイト全体の雰囲気や言葉遣いも時代劇・サムライ風になっています。
ドラマに出演していた皆さんも応援していますが、
特にその方たちだけのファンというわけではありません。
2007.2.11
文章を一部追加。
サイト作成者 冬羽/萌亜
(とわ/もあ)
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